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「プリファレンス」ページ

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このページを使用して、次のDiscoverer Viewer設定を指定します。

クエリー管理

「クエリー管理」設定では、1つのクエリーが完了するまでにかかる時間を制限できます。これらの設定を使用して、Discovererでのクエリーの実行を待機する時間を制限します。データベースからのデータ取得の時間とサイズを制限します。

設定時間を超えると予測されるクエリーを警告

予測される完了までの時間がこのオプションで指定した時間(秒)を超える場合にメッセージを表示するには、このオプションを選択します。

設定時間でクエリーを中断

設定時間内に完了しないクエリーを中止するには、このオプションを選択します。クエリーが設定時間を超えた場合に警告メッセージが表示された後、クエリーが中止されます。クエリーの完了に時間がかかるとサーバーのパフォーマンスに影響がある場合には、このオプションを選択してください。

取出し可能件数の上限を設定

このオプションでは、クエリーで取得する行の最大数を設定します。クエリーに必要な数よりも多くの行がデータベースにある場合、すべてのデータを取得できないため表示されるデータが完全ではない可能性があるという内容のメッセージが表示されます。

データを取り出すときの単位

取得に時間がかかる多数の行を持った大きな表がデータベースに含まれている場合に、このオプションを設定します。ここで作成するエントリによって、Discovererはすべてのデータ行を1度にではなく一定数ずつ取得します。グループ当たりの取得する行数が少ないほど、最初の取得は速くなります。デフォルトのデータ・グループ・サイズである100行は、1ページ当たり10行で最初の10データ・ページ分に相当します。1ページ当たりの行数は、「ワークシート表示」ページで設定できます。

設定時間で値リストの検索を中止する

このフィールドでは、値リストの値の取得で待機する最大時間を定義します。

メジャー単位

PDFメジャー単位

ドロップダウン・リストを使用して、PDFファイルの表示単位(インチまたはcm)を選択します。

軸ラベル

軸ラベルの表示

ドロップダウン・リストを使用して、軸ラベルを表示するかどうかを「常時」、「使用しない」、「ワークシート」の中から選択します。

サマリー・データ

頻繁に行う作業にサマリー・データを使用すると、データのロードが早くなります。ワークシートにデータが要求されると、DiscovererはまずDiscoverer管理者が設定したサマリー表に保存されているデータが要求を満たすかどうかをチェックし、もし満たすようであれば、適切なデータをすばやくロードします。サマリー表のデータが要求を満たさない場合は、Discovererはデータベースの残りの部分に要求をリダイレクトして、データベース内のデータを使用してクエリーを実行します。

ここで利用可能な設定はデータベースがマテリアライズド・ビューをサポートするかどうかに依存します。

マテリアライズド・ビューをサポートするデータベースでは、次のオプションが利用可能です。

可能な場合、常に使用する

時間によって変動するデータがデータ分析にとって重要ではない場合は、このオプションを選択します。Discoverer Viewerは、そのデータが最新かどうかに関係なく、マテリアライズド・ビューから保存されているデータを取得して表示します。

サマリー・データが有効期限内の場合に使用する

時間によって変動するデータがワークシートに必要な場合は、このオプションを選択します。マテリアライズド・ビューのデータが最新でない(古い)場合は、Discoverer Viewerはクエリー要求に対しマテリアライズド・ビューを使用しません。かわりにデータベース全体にクエリー要求をリダイレクトし、ワークシートに最新のデータを取得します。

使用しない

Discoverer Viewerに常にサマリー表を無視して最新データを取得させる場合は、このオプションを選択します。

マテリアライズド・ビューをサポートしないデータベースでは、次のオプションが利用可能です。

可能な場合、常に使用する

時間によって変動するデータがデータ分析にとって重要ではない場合は、このオプションを選択します。データが最新のものであるかどうかに関係なく、サマリー表から保存されたデータが抽出され、表示されます。

nn日以内に更新されたものを使用する。

時間によって変動するデータがワークシートに必要な場合は、このオプションを選択します。最後のデータ更新からの日数を指定します。たとえば、サマリー表を使用して月次データを分析している場合、30日以上前のデータではないことが必要です。サマリー表のデータが指定された期間以内に更新されていない場合は、Discoverer Viewerはクエリー要求に対しサマリー表を使用しません。かわりにデータベース全体にクエリー要求をリダイレクトし、ワークシートに最新のデータを取得します。

警告: 通常の処理対象がデータベース内の最新データである場合は、サマリー表を使用しないでください。サマリー表に保存されているデータは、新しいデータで更新されるまで変わりません。サマリー表を定期的に更新して、新しいデータを取り込む必要があります。データベース管理者は、データのタイプと頻繁に使用されるクエリーのタイプに基づいてサマリー表を作成します。通常、サマリー表はデータの集計と表示に時間がかかるクエリーに使用されます。それ以外の、データの集計と結合に時間がかからないクエリーについては、サマリー表は必要ない場合があります。サマリー表を使用する場合は、データベース管理者に問い合せてください。

ファントラップ検出

2つのフォルダ内のデータ・アイテムが(たとえば顧客IDなどと)直接的には関係ないが、3番目のフォルダ内のデータ・アイテムに基づいた関係を持つ場合に、ファントラップが発生します。

Discovererは、ファントラップのクエリーの可能性を自動的に検出し、複数のSQL文に解決して、通常予期される結果を取得します。ファントラップを解決できなかった場合には、Discovererはワークシートの実行を中断し、警告メッセージ・ダイアログを表示します。

「ファントラップ検出」を無効化した場合でも、Discovererはファントラップ構成の可能性を検出し、正しいSQLを生成し適切なワークシート・データを表示して、それを解決します。ファントラップを解決できなかったときには、Discovererはワークシート・データを表示しますが、警告メッセージ・ダイアログを表示しません。「ファントラップ検出」を無効化した場合、解決不可能なファントラップの構成に基づいたクエリーが生成されて、正しい結果が得られない可能性があります。

ファントラップの詳細は、『Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド』を参照してください。

ファントラップ検出を使用する。

ファントラップ検出を有効にするには、このチェック・ボックスを選択します。